結婚式の招待状に「ご祝儀不要」と記載していることがあります。
ご祝儀を遠慮すると言われた場合、本当に用意しなくてもいいのでしょうか?
この記事では、ご祝儀を遠慮するといわれた場合の対応についてまとめました。
ご祝儀を辞退する、さまざまなケースについてもご紹介します。
結婚式でご祝儀を遠慮するケースとは?

結婚式のご祝儀辞退には、いくつかの理由が考えられます。
1:挙式のみの場合
披露宴をせずに挙式だけおこなう場合、「簡単に済ませたい」「相手に気を使わせたくない」という理由から、ご祝儀を辞退することがあります。
ただし、挙式のみだからご祝儀不要とはかぎりません。
招待状に、ご祝儀を遠慮する旨の記載がある場合に不要だと考えましょう。
2:再婚の場合
新郎新婦のどちらか、もしくは両方が再婚の場合、ご祝儀を遠慮することがあります。
以前の結婚式でご祝儀をもらっているために、2度目の結婚式ではご祝儀を辞退していると考えられます。
3:会費制の結婚式の場合
北海道などの一部地域では、結婚式が会費制でおこなわれます。
会費制の結婚式では、ご祝儀が必要ありません。
4:お車代が出ないケース
遠方で式を挙げる場合、交通費や宿泊費として、新郎新婦がお車代を負担するのが一般的です。
しかし場合によっては、お車代を負担しない代わりにご祝儀を遠慮するというケースもあります。

結婚式のご祝儀を遠慮すると言われたらどうすればいい?
招待状に「ご祝儀は遠慮下さい」との記載があれば、ご祝儀を持っていく必要はありません。
ご祝儀を遠慮するのは、招待客に負担をかけたくないという気遣いや、簡単に済ませたいという、それぞれの想いがあるものです。

既婚者で、お互いの結婚式に呼び合うような仲なのであれば、ご祝儀を渡してもよいでしょう。
渡す場合は、式の受付ではなく別の機会を設けて直接渡します。
くれぐれも結婚式場の受付で「いやいやぜひ受け取ってください!」なんて、押し問答だけは避けてくださいね。
まとめ:ご祝儀を遠慮するといわれたらご祝儀の用意は不要!
結婚式で「ご祝儀を遠慮する」と言われたとき、相手にはそれなりの考えがあるものです。
ですから、ご祝儀を用意する必要はありません。
自分の時にもらっているからということであれば、結婚式当日ではなく、別の機会に渡しましょう。