友人や知人が二人目を出産した知らせを聞いて、どのようにお祝いを贈ろうか迷っていませんか?
「二人目の出産は、ある程度ベビー用品も揃っているだろうし…」
「上の子には何か送ったほうがいいのかな?」
このように悩んでいる人もいることでしょう。
そこで今回は、二人目の出産祝いについてまとめました。
二人目でも出産祝いは必要?

お相手との関係にも寄りますが、親しい間柄であれば、一人目も二人目も関係なく、贈る人が多いようです。
あまり付き合いが深くなければ、贈ることで相手が気を遣う可能性もあります。
自分がお祝いをいただいているかにもよるでしょう。
一人目の時と金額は同じにする?
贈ると決めたら、次に迷うのは金額ですね。

それとも、同じにするべき?
一人目も二人目も同じ額で渡すのが、出産祝いのマナーとして考えられています。
出産は何人目でもおめでたいことですし、お母さんにとって一人目も二人目も同じくらい大切なわが子です。
相手を思う気持ちから、同じ額にする人が多いようです。
いっぽうで、一人目のときにお祝いを贈っているから、二人目は額を下げてもいいのでは、という考えもあります。
その場合、一人目の7~8割程度にする人が多いです。
ここもお互いの関係性によるところが、大きいのではないでしょうか。
先輩や上司、お世話になった人であれば、一人目と二人目の額を同じにすると安心です。
親しい間柄なら、一人目も二人目も同じ額にする傾向にあります。
ママ友であれば、ママ友仲間で二人目のときはどうするか決めるのも一つの方法です。
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二人目の出産祝いを選ぶポイント
二人目の出産の場合、必要なベビーグッズはある程度そろっているでしょう。
実際使っていて、使いやすいもの、使いにくいものなどにも詳しいのが、育児経験者である二人目ママです。
お相手にも喜んでもらえるものを贈りたいですよね。
出産祝いを選ぶポイントをまとめたので参考にしてください。
上の子と同性の場合
上のお子さんと同じ性別の場合、お下がりがそのまま使える物があるのでむずかしいと思うかもしれません。
お下がりばかりではかわいそうと思いながら、まだ使えるからと、新しいのを買うのをためらいがちです。
自分では買わないけれど、下の子用に新品があるとうれしいものです。
性別が同じなのを活かす方法もあります。
兄弟、姉妹、おそろいで使える物を贈ってはどうでしょう。
上のお子さんへの配慮も、一緒にできます。
上のお子さんと下のお子さんが、一緒に楽しみながら使える物も、いいですね。
上の子と性別がちがう場合
上の子と性別が違う場合、性別に合わせて、色や柄を性別に合うように用意する人もいます。
服だけでなく、おもちゃ、普段使うものもその子の性別に合わせたいのが、お母さんの本音ではないでしょうか。
性別がちがうと、二人目出産といえど物入りになりるため服やおもちゃなどの一般的なベビー用品も喜ばれるでしょう。
場所をとらないものを選ぶ
子育てをしていると、家の中は物であふれかえります。
一人目のお子さんのものが、たくさんあるでしょう。
写真を撮るなどで記念になって、しまう場所をとらないものはどうでしょう。
すぐ使えて、使ったらしまう必要のないものは、喜ばれるでしょう。
上の子と重なっても使える
上のお子さんと性別関係なく、いくつあっても助かる物もあります。
清潔に使いたいものは、代わりのものが必要です。
洗い替えが必要なものは、いくつあっても助かりますよね。
毎日取り替えるものや、洗濯をすることで肌触りが変わるものなどもいいでしょう。
出産をがんばったお母さんへ
一人目で物がそろっているので、お子さんにではなく、出産をがんばったお母さんへ、贈るのもいいですね。
二人目が生まれると、お母さんはとても忙しくなります。
出産後の自分のケアをする余裕は、ないことでしょう。
お母さんの体をいたわるものを、贈るのもいいですね。
家事が時短できる物も、育児に役立つので喜ばれます。
その時のトレンドや自分では買わないもの
育児に関するものは、年々使い勝手を改良されていきます。
企業もママ達の声を活かして、新たな商品を日々開発しています。
その時代によって、流行るものもちがいます。
上のお子さんのときよりも、便利になっていたり、新しく発売されたものを探すのも一つです。
その時のトレンドで、新しく出た物や、こんなものがあったらいいな、と思うものを贈るのもいいですね。
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⇒早産で産まれた赤ちゃんの出産祝いはいつ渡す?
二人目におすすめの出産祝い
選ぶポイントがわかったら、次はどんな物を贈るかを考えましょう。
二人目におすすめな出産祝いを。ポイントに合わせて紹介します。
お祝い選びの参考にしてくださいね。
新しい服
二人目のお子さんはお下がりが多くなります。
肌着や服は、着ているうちに型崩れをしたり、汚れたり生地が傷んだりします。
性別が同じでも、異性でも、新しい服は喜ばれます。
生まれてすぐ着られるものもいいですし、少し大きくなってから着れるサイズを選ぶのもいいでしょう。
バスタオル
バスタオルは使い続けていると、生地が肌ざわりがゴワゴワしてきます。
赤ちゃんにごわごわしたものは、あまり使いたくないですよね。
二人目のときに新調することが多いものの一つが、バスタオルです。
おくるみ
おくるみは上の子のを使う人もいますが、性別がちがえば、それぞれにあった色柄でくるんであげたいですよね。
おくるみの気に入り方は、兄弟それぞれです。
それぞれの赤ちゃんの頃の思い出にもなるので、贈ってみてはどうでしょう。
女の子用のおもちゃ
上の子が男の子の場合、女の子用のおもちゃは用意していないことが多いです。
女の子遊びのおままごとセットや、お人形さん、ぬいぐるみなどを贈っても喜ばれるでしょう。
かわいらしい、女の子が好きそうなおもちゃを贈るのも、おすすめです。
男の子用のおもちゃ
男の子が好きになるおもちゃといえば、電車や車、ブロックです。
動くものも大好きで、ボールや玉が転がるおもちゃも遊んでくれるでしょう。
上の子が女の子だと、まだ持っていないかもしれません。
男の子が好きになりそうなおもちゃを贈ってもいいですね。
名入りのもの
赤ちゃんの名前がわかっているなら、名入れのプレゼントも喜ばれます。
名前には、両親の思いが大切に込められています。
贈られたご家族も、うれしくなります。
名前は個人情報になるので、抵抗がある人もいるかもしれません。
大きくなってから名前付けの必要なもので贈ると、名入れの抵抗感は下がります。
タオルやハンカチは、保育園幼稚園で名前をつけるので、手間が省けるので助かります。
食器や小物など、自宅で使うものに名入れもできます。
オムツケーキ
オムツをケーキのようにラッピングにした、オムツケーキは人気の贈り物です。
いろいろなタイプのオムツケーキがありますが、オムツに何かプレゼントをセットしてラッピングしてくれるショップもあります。
写真に撮れば特別な記念になりますし、とても実用的です。
使い終われば、場所を取ることもありません。
オムツは出産前に買い置きしてある人が多いので、少し大きくなってから使えるMサイズにするといいですね。
ママのための美容グッズ
お母さんは、二人の育児で出産後のケアをする余裕がありません。
リラックスできる時間もないですよね。
出産後の身体をいたわる美容グッズを贈って、つかの間のリラックスをプレゼントするのもいいですね。
バスタイムに楽しめるものや、リラックスできる香りがするものもあります。
時短でできる美容グッズもいいですね。
商品券や現金
味気ないような気もしますが、何を送ろうか迷ったときに一番無難なのが、現金や商品券です。
出産後はなにかと物入りで、出費がかさみます。
ほしいものを自由に選んでもらえるのは、いいですね。
親戚や親しい友人同士なら、先に現金や商品券と決めておくと、悩むことなくお祝いを贈れます。
上の子におすすめのプレゼントは?
二人目の子が生まれて、注目が赤ちゃんに集まります。
そこで大事にしてあげたいのは、上の子の存在です。
今までお母さんを独り占めできていたのに、弟妹ができて自分が甘える時間も減ります。
下の子がお祝いをもらえば、自分にないとさみしさを感じるかもしれません。
上の子にも気を配って、プレゼントをするのをおすすめします。
上の子へ、おすすめのプレゼントをまとめました。
兄弟姉妹で一緒に読める絵本
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一人目のお子さんがまだ小さいのなら、二人で一緒に読める絵本もいいですね。
少し大きくなってから読む絵本は、大きくなったときに兄弟姉妹に一緒に読み聞かせできます。
仕掛け絵本なら、赤ちゃんでも楽しめます。
音が出るものや、感触を楽しむものもいいですね。
おそろいの洋服
同性異性の兄弟姉妹でも、一緒に着れる服があります。
おそろいの洋服を贈るのは、どうでしょう。
ベビー服と大きい子用のおそろいを揃えているメーカーもありますし、少し大きくなってから着れるサイズでおそろいにしても喜ばれます。
同性同士であれば、下の子はお下がりばかりで新しい服は少なく、異性同士は、服を買い揃える必要があります。
上のお子さんも、自分にもプレゼントがあるのは、うれしいでしょう。
乳歯入れケース
上のお子さんとおそろいで、抜けた乳歯を保管するケースはどうでしょう。
おそろいのケースに、成長の思い出を残せるのは、家族にとってもうれしいことです。
贈る側も、下のお子さんだけでなく、上のお子さんの成長を祝いきもちで贈ると、お相手も喜ばれますよ。
おそろいの食器
上のお子さんはすでに自分の食器があると思いますが、下のお子さんとおそろいの食器はうれしいものです。
自分にもプレゼントをもらえたうれしさもあります。
成長したときに、おそろいの食器をそろえるお母さんもいるので、今すぐではなくても実用的なものです。
お母さんもおそろいの食器は、うれしさも大きくなりますよ。
おそろいのエプロンとスタイ
上のお子さんがまだ小さいなら、外食をするときに役に立つのが、エプロンです。
その時におそろいのエプロンとスタイを付けたら、二人のかわいさが増します。
エプロンもスタイも、いつもきれいに使いたいのが親心です。
何枚あっても助かりますよね。
上のお子さんも下のお子さんも、うれしいプレゼントです。
まとめ
二人目の出産祝いは、お母さんに育児の経験があるので、贈る側もかまえてしまいがちで、面倒に思う人もいるかもしれません。
忘れてはいけないのは、一人目も二人目も関係なく、おめでたいということです。
家族にとって、何人目ということは関係なく、一人一人大切な存在であるのを、贈る側も配慮するのが、本当のマナーではないでしょうか。
マナーに決まりはありません。お互いが気持ちよい関係でいるために、相手の気持ちに寄り添うことです。
おめでとうの気持ちを込め、上のお子さんへも配慮し、節度あるマナーで、おめでとうの気持ちを贈りましょう。