家族や友人が病気やケガで入院したとき、遠方でお見舞いに行けないことはありませんか?
せめて郵送で病院にお見舞いを届けたいと思っても、入院中の病院に郵送してもいいのか迷ってしまいますよね。
今回は、お見舞いを入院中の病院に郵送してもいいのか、郵送できる場合はどのような注意点があるのかについてご紹介します。
お見舞いを入院中の病院に郵送しても大丈夫?
結論から言うと、お見舞いを入院中の病院に郵送することは可能です。
ただし、病院によってもルールが違ったり、郵送に向いているものとそうでないものがあったりします。
事前に確認しておかないと、トラブルのもとになることもあるのです。
お見舞いを郵送する場合は、マナーを守って送るようにしましょう。
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郵送におすすめのお見舞い
郵送におすすめのお見舞いにはどんなものがあるのでしょうか。
郵送におすすめのお見舞いを5つご紹介します。
1:お菓子やフルーツ
入院中は病院で出された食事がメインなので、お菓子を食べる機会があまりありません。
そのため、お菓子やは喜んでもらえることが多く、お見舞いの品として人気があります。
フルーツは栄養価が高く、手軽に食べやすい食べ物のため、好まれやすいです。
万が一入院している人の好みの食べ物でなくても、入院中お世話をしている人が喜んでくれることもありますし、お見舞いの人に出すこともできます。
ただし郵送する場合は、事前に食事制限がないかを確認し、日持ちのするものを選びましょう。
2:飲み物
入院中は色々な人がお見舞いに来ることが多いでしょう。
飲み物は、入院中お世話をする人や、お見舞いに来た人に出すことができます。
お茶やジュースなど、一般的に好まれる飲み物を郵送するといいでしょう。
入院している人の好きな飲み物が分かっている場合は、その人に喜んでもらえる飲み物を郵送するのもおすすめです。
3:本やCD
病院ではベッドにいることが多いので、暇に感じることもあります。
本やCDをお見舞いとして郵送すると、患者さんは退屈に感じる時間が減り、喜んでもらえることが多いのです。
本やCDを郵送するときは、相手が好みのものを選ぶようにしましょう。
郵送に向かないお見舞い
反対に、郵送に向かないお見舞いにはどんなものがあるのでしょうか。
郵送に向かないお見舞いを5つご紹介します。
1:香りの強い花や観葉植物など
香りの強い花は、入院患者さんの気分が悪くなったり、体調不良になることがあります。
手入れが大変な花も、お世話をする人にかえって迷惑をかけてしまうことになります。
鉢植えの花は、そこに「根付く」といわれており、入院のお見舞いとしてはマナー違反になってしまいます。
また、白系の花はお供えの花のイメージ、赤色のは血をイメージさせるので、控えた方がいいでしょう。
このような花でなければ生花をお見舞いとして渡すこと自体問題ありません。
しかし郵送の場合、その日のうちに届くならいいのですが、一般的に届くまで時間がかかるので、避けた方がいいでしょう。
お花を郵送したいときは、日持ちがして手入れのいらないプリザーブドフラワーがおすすめです。
2:食事制限のある人へのお菓子
お菓子はお見舞いとして喜ばれることが多いですが、中には食事制限のある人もいます。
そのような人にはかえって迷惑になるので、送らないようにしましょう。
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お見舞いを郵送するときの注意点
病院にお見舞いを郵送するときに、どんなことに注意すればいいのでしょうか。
ここからは具体的な注意点について3つご紹介します。
1:病院に郵送する場合は病院に確認しておく
お見舞いを郵送する際、病院に事前に確認しておかないと、トラブルになることもあります。
病院によっては、郵送禁止だったり、物によって受け付けてくれないところもあるからです。
郵送していいかどうかは、患者さんの病状によっても変わることがあります。
病院に郵送する場合は、一度病院に電話をし、郵送していいか確認しましょう。
2:現金の場合は現金書留で
現金を郵送する場合、病院から断られることもありますが、もし病院から許可が出る場合は、現金書留を利用しましょう。
病院に郵送された物は、直接患者さんが受け取るのではなく、病院の受付や郵送窓口の人が受け取ります。
万が一紛失や盗難にあったときのリスクを考え、現金書留で送った方が無難です。
3:メッセージを添えると◎
お見舞いを郵送するときには、メッセージを添えるといいでしょう。
入院中の患者さんは、苦しい思いをしたり、人との接点が減って寂しい思いをしています。
もちろん、物を贈るだけでも喜ばれますが、手書きのメッセージが付いているとさらに喜んでもらえるでしょう。
メッセージは、病気のことを詳しく聞いたり、相手の負担になるような言葉は書かないようにします。
相手を心配する気持ちや労わる気持ちを書くのがおすすめです。
まとめ:お見舞いの郵送は事前に確認しておこう
お見舞いを病院に郵送するときは、入院している病院に確認したうえで、贈り先のルールにしたがって送ります。
送ってはいけないものや、送られて困るものを避け、今回紹介したおすすめを参考にお見舞いの品物を選びましょう。
現金の場合は、現金書留を利用してくださいね。
この記事を読んで、入院中の人に喜んでもらえるお見舞いを贈りましょう。
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