初盆の香典金額で悩んでいませんか?
この記事では、友人の初盆に持参する香典金額の相場を紹介します。
香典の渡し方や訪問のマナーについても解説していますので参考にしてください。
初盆の香典金額は友人の場合どのくらい?
友人の初盆に用意する香典金額の相場は、友人との関係性や贈る側の年齢によっても変わります。
20代 | 5,000円 |
30~40代 | 5,000~10,000円 |
50代以上 | 10,000円 |
親しい友人の場合は年齢に関係なく1万円以上包むこともあります。
地域や宗派によって変わる場合もあるので、一緒に行く人に相談できる場合は確認して、周りに合わせるとよいでしょう。
香典のマナーをチェック!
続いては香典のマナーを確認していきましょう。
香典袋の書き方や渡し方など、細かい点でもチェックすべきことがいくつかあります。しっかりおさえて失礼のないようにしましょう。
1:香典袋の表書き
まずは香典袋の表書きを確認していきます。
初盆の香典袋には薄墨ではなく必ず濃い墨で記入してください。そして「御仏前」もしくは「御佛前」と書きます。この二つの違いは旧字体か新字体の違いなのでどちらでも問題ありません。
香典袋の表書きで気をつけることは、濃い墨を使うことです。薄墨は予期していなかったことで涙で薄くなるということを意味しています。初盆は予期できていることなので、濃い墨になります。
2:お札の向き
お札が複数枚ある時は向きを全て揃えましょう。
お札は漢数字が書いある方が上に来るようにします。そして表面が裏になるようにします。お札の肖像が書かれている面が隠れるようにすると覚えると分かりやすいでしょう。
そして、香典では新札は避けましょう。初盆の場合は新札でも問題ないという考え方もありようですが、新札を避ける方が無難です。
3:香典の渡し方
続いては香典の渡し方です。
香典を持っていく時は袱紗にに包んでいきましょう。袱紗の色は紫や紺などの寒色を選ぶのが良いです。相手に渡すときに袱紗を開き、香典袋の下に袱紗を持っていきます。香典袋は相手から香典袋に書かれた名前が読める向きにして渡します。仏壇に直接お供えすることもあるようですが、その際も手順は同じです。袱紗は、ハンカチや風呂敷で代用するとこも可能です。
初盆の訪問マナー
では香典の準備も整いましたので、実際に初盆で相手のお宅に訪問する際のマナーや服装について確認していきましょう。失礼のない服装や時間帯のポイントを解説していきます。
1:服装
初盆のを迎えるお宅を訪問する際は略式喪服がマナーとなっています。
女性の場合はグレーや紺色など暗めの色のワンピースやスーツ。スカートの場合は膝が隠れる丈にしましょう。
男性の場合もグレーや紺色など暗めの色で、光沢のない生地のスーツにしましょう。
相手に平服で良いと言われてもカジュアルな服装は避け、ブラックフォーマルに近い服装にしましょう。
2:訪問時間
訪問時間は何時頃がベストという決まりは特にありません。
突然訪問すると相手のお宅も準備がができていな可能性もあるので、事前で訪問することを連絡しておきましょう。その際に何時に訪問して良いのか、相手の都合の良い時間を確認しておくのが、確実でしょう。訪問客は他にもいる可能性もあるので実前に時間を確認しておきましょう。
まとめ
初盆の香典金額は、友人とどのくらい親しかったのか、地域や宗派などを確認して準備をしてください。
相手のお宅を訪問する際は基本的には略式喪服を着用し、相手宅にいつ訪問して良いかを確認してから訪問するようにしましょう。
この記事で紹介した香典マナーを確認いておけば相手に失礼なく初盆の訪問ができます。