体内の細胞がタンパク質などの成分を分解し、リサイクルする仕組みであるオートファジー。
話題になっているのは、オートファジーをダイエットに利用したプチ断食です。
1日の中の8時間内に食事を済ませ、残りの16時間を食べずに過ごすことで体の内側が綺麗になり、ダイエットにも効果があるといわれています。
「でも、16時間食べないのは辛くて続かなさそう…。」
そう思っている方でも大丈夫。オートファジーでは、ナッツを食べても良いのです。
今回はオートファジーでナッツを食べても良い理由について、おすすめの種類や量を紹介します。
オートファジーでナッツを食べても良い理由
ナッツはオートファジーでナッツを食べても良い理由は、栄養価が高く空腹感を和らげることが出来るからです。
1: 良質な脂肪と栄養素
ナッツは食物繊維だけでなく、鉄分やビタミンなどの栄養が豊富に含まれています。
また、ナッツに含まれる脂質は不飽和脂肪酸という良質な脂肪なのです。
脂質と聞くとダイエットには向いてないように感じますが、良質な脂肪は中性脂肪を減らし、血液を綺麗にするなどの効果があります。
2: 空腹感を和らげる
ナッツは硬さがあり、しっかり咀嚼することができます。
咀嚼の回数が多いことで脳は満腹を感じ空腹感を和らげます。
食物繊維や脂質が多く消化が遅いナッツ。
お腹に滞在する時間が長いことから、腹持ちが良く少量で空腹感を和らげる事ができます。
少量で空腹感を満たせることで、オートファジーを無理なく継続する事ができて嬉しいですよね。
オートファジーのナッツおすすめ種類
オートファジーで食べるナッツは、素焼きで塩分を使用していないものがおすすめです。
カロリーや塩分の取りすぎを防ぐために、加工が少ないナッツを選びましょう。
また、オートファジーで食べるナッツはどの種類でも食べる事ができます。
飽きないように色々なナッツを試してみてはどうでしょうか?
ナッツは栄養価が高いと先程紹介しましたが、ナッツによって特徴が異なります。
¨ アーモンド:タンパク質・食物繊維・ビタミンEが豊富
¨ クルミ:食物繊維・不飽和脂肪酸が豊富
¨ カシューナッツ:ミネラルが豊富ナッツ類の中ではカロリーが低い
¨ マカダミアナッツ:カロリーが高い、不飽和脂肪酸が豊富
¨ ピーナッツ:脂質が少ない、タンパク質が豊富
ナッツは種類によって豊富な栄養素が違います。
この機会にナッツの食べ比べなどを行なっても楽しいですね。
オートファジーのナッツおすすめ量
オートファジー中に食べるナッツのおすすめ量は約200kcalです。
ナッツは栄養価が高い分、カロリーも高いため食べ過ぎには注意しましょう。
例えば、アーモンドは20粒が200kcalの目安です。
一度食べ始めると、止められなくなってしまう心配がある方は小袋タイプのナッツがおすすめです。
ナッツを食べるタイミングは?
オートファジー中であれば、ナッツを食べるタイミングはいつでも大丈夫です。
自分が空腹に負けそうなタイミングで食べる事が良いでしょう。
オートファジー中の16時間をどの時間帯に設定するかにもよります。
例えば午前11時〜午後7時を食べられる時間帯にした場合、午後7時〜翌日午前11時が断食時間になります。
• 空腹感を感じて眠りにつけない
• 朝お腹が空きすぎて力が出ない
このようなタイミングでナッツを食べることがおすすめです。
辛いと感じてしまうとオートファジーの継続も難しくなるため、まずは継続するためにナッツに頼っていくことが大切です。
まとめ
オートファジーでナッツを食べても良い理由について、おすすめ種類や量、タイミングについて紹介していきました。
ナッツには栄養が豊富に含まれており、空腹感を和らげる作用があるため、食べても良いとされています。
ナッツはどの種類でも食べて良いですが、素焼き塩分不使用のナッツがおすすめです。
1日200kcalに収まる程度にナッツを食べ、オートファジーを継続しましょう。