大切な家族であるペットを亡くした時の悲しみは、計り知れないほど深いものです。
ペットロスに陥る方も少なくありません。そんな辛い毎日から1日でも早く抜け出すために、新しい子を迎える事もひとつの選択肢です。
少しでも前向きに考えられるよう、迎えるタイミングや注意する点をお伝えします。
ペットロスは新しい子で乗り越えられる?
ペットロスから立ち直った方々の経験を調べてみると、新しい子を迎えたことで悲しみが軽減できた方が多くいらっしゃいました。
新しい子を迎えるとまた一からお世話が始まり、生きがいを感じられるようになります。
次の子にも同じように愛情を注ぐことで落ち込んでいる時間を軽減できれば、ペットロスから抜け出す近道になるかもしれません。
新しい子を迎えることに罪悪感を感じてしまう人も
ペットロスで新しい子を迎えるのは、亡くなったペットに対して罪悪感を感じてしまうこともあります。可愛がっていたペットが亡くなってしまうと、毎日その子のことを思い出してしまい、ペットロスからなかなか抜け出せない方もいらっしゃいます。
その悲しみを忘れることも容易ではなく、新しい子を飼うことは考えないでしょう。
とはいえ、次の子を視野に入れてみるのもペットロスを乗り越えるためのひとつの方法です。新しい子を迎えることで、辛い気持を少しずつ癒してくれる存在になることもあります。つらい日々を乗り越えるために必要なら決して悪いことではありません。
ペットロスで新しい子を迎えるタイミング
ペットを亡くしてから新しい子を迎えるタイミングは、飼い主さんの考え方にもよります。
すぐに次の子を迎えたいと思う方、何年もお迎え出来ずに悩んでいる方、それぞれの理由を見てみましょう。
1:すぐに新しい子を迎えたい場合
ペットが亡くなってすぐに新しい子を迎えると、身代わりのように感じるかもしれません。
ですが、実際にペットロスから立ち直った方は多くいらっしゃいます。
新しい子がいることで悲しい日々から抜け出し、前向きになれるのではないでしょうか。
2:なかなか新しい子を迎えられない場合
今はまだ新しい子を迎えられなくても、無理に考えることはありません。
ペットが亡くなった事実と向き合い、気持ちを整理する時間も必要でしょう。
悲しみから逃れたい一心で次の子を迎えてしまうと、飼い主さんにとっても新しく迎えた子にとってもよい方向には進みません。
何年かかっても、心から「またペットと暮らしたい」と思える状態になるまで、お迎えを待つほうがいい場合もあります。
ペットロスで新しい子を迎える場合に注意すること
ペットロスで新しい子を迎える時に注意する点は、新しい存在として考えること、1人で考えずに家族や周りの人の意見も聞いてみることが大切です。
1:新しい存在として考える
新しい子を迎える時、亡くなったペットの代わりにではなく全く別の存在として受け入れられるかをよく考えてみましょう。
新しい子を迎えることで、亡くなったペットのことを思い出してしまう方もおられます。
見た目は可愛くても前の子といろいろ比べてしまっては、余計に辛くなってしまうだけです。新しい子の性格や個性を認めて、亡くなった子と同じように愛情を注いであげましょう。
2:家族や周りの人に相談する
新しい子を迎える前に、家族全員で必ず話し合いましょう。
家族の一員だったペットは、全員にとってかけがえのない存在です。
しかし、お迎えに対する気持ちもみんなが同じとは限りません。
新しい子を迎えるためには、家族の気持ちも一致することがとても大切です。
また、ペットロスを経験した方に相談してみるのもいいでしょう。新しい子を迎えた時の体験談を聞いてみると、いろんな考え方に気づくこともあります。
まとめ
ペットロスはペットを飼っている方なら、誰にでも起こりうることです。
そんな中、新しい子を迎えるのは、簡単に決められることではありません。
こちらでお伝えしたお迎えのタイミングや注意点を参考に、ペットロスから立ち直るための方法として考えてみてくださいね。