ペットの骨壺を自宅で保管する場合、置き場所はどこが適しているのでしょうか?
大切なペットの遺骨ですので、リビングや寝室などの身近なところで供養してあげたいですよね。
置く場所以外にも、納骨しなくてもいいのか?遺骨の入れ替えをしてもいいのか?など分からないこともあるかと思います。
当記事では置き場所に必須な条件や、自宅で保管する時の様々な疑問にお答えします。
ペットの骨壺の置き場所は?
ペットの骨壺を自宅で保管する場合は、直射日光が当たらず湿度の低い場所が最適です。
寒暖差がある所は特に結露が発生しやすいので、保管場所には適していません。
遺骨は高温で焼かれているため水分はほとんどない状態ですが、稀にカビが発生することもあります。
陶器の骨壺は空気中の水分が入りやすく湿気がたまることがありますので、風通しの良い場所を選んで保管してください。
対策として、骨壺と蓋を密着させるようにテープを巻いておいたり、吸湿剤を入れておくといいでしょう。
人目が気になる場合の対処法
来客の目に入ってしまうのが気になる方は、骨壺や骨袋を変えてみることをおすすめします。最近では、骨壺や骨袋もいろんな種類があり、可愛いデザインの物もたくさんあります。リビングに置いていても一目見て骨壺と分からなければ、来客時も気にしなくてすみます。
ペットの骨壺は納骨しなくてもいいの?
結論として、ペットの骨壺をご自宅で保管していても全く問題はありません。
納骨しないでおくと「魂がちゃんと成仏できるのかな・・・」と不安な方がいらっしゃるかもしれません。ご自宅であっても、しっかり供養してあげることが大切です。
可愛がっていたペットの遺骨ですので簡単には手放せないという方も、安心してご自宅で供養してあげてくださいね。
ペットの骨壺を自宅保管する時の注意点
ペットの遺骨を自宅に保管する場合、いつまで自宅供養してあげられるのかを考えておきましょう。
今、供養されている方が居なくなってしまった時のことを決めておかなくてはいけません。
誰かに引き継げればいいのですが、誰にも託せなければ飼い主さんの意向に沿う形にはならないかもしれません。
大切に供養してこられた遺骨が処分されてしまう可能性もあります。
先のことを考えて、納骨の時期を決めておくことが必要かもしれません。
まとめ
ペットの骨壺の置き場所や自宅保管の注意点は、湿気のない風通しの良い場所を選んだりカビ対策をすることです。
後は、ペットの遺骨を最後にどうするか、ご家族や身近な人と相談しておきましょう。
大切なペットの自宅供養に役立てていただければ幸いです。