快気祝いにお礼のメッセージは必要?メールで返信してもいい?

快気祝いを頂いたときに、お礼は必要なのか気になったことはありませんか?

この記事では、快気祝いへのお礼の品は必要なのか、お礼のメッセージはどのように伝えたらいいのかを紹介します。

 

実際に快気祝いを頂いた方の体験談も紹介していますので、参考にしてくださいね。

 

快気祝いとは?

「快気祝い」とは、病気やケガをしていた人が、治療を終えて全快した時に贈るものです。

入院中にお見舞いに来て下さった方や、仕事を休んでいる間、お世話になった方に対してのお礼として贈ります。

 

「快気内祝い」とする場合もありますが、「快気祝い」とは異なります。

病気やケガの完治を知らせる「快気祝い」とは違い、退院はしたけれど、通院や自宅療養が続く時には「快気内祝い」として贈ります。

 

「快気祝い」と「快気内祝い」は回復の状態で使い分けるので、覚えておきましょう。

 

快気祝いを頂いたらお礼の品は必要?

快気祝いを頂いたとき、お礼の品は不要です。快気祝いはお見舞いに対するお礼なので、さらにお礼の品を贈ってしまうと、かえって先方を困らせることになりかねません。

 

結婚祝いや出産祝いの内祝いが届いた場合、品物でお礼はしませんよね。

ですので、快気祝いが届いたことを電話や手紙でお伝えする程度でかまいません。

お会いする機会があれば、その時に快気祝いが届いたことをお伝えしてもいいでしょう。

 

お返しのお返しになるので、基本的に品物を用意する必要はありません。

 

快気祝いのお礼は電話と手紙どちらがいいの?

快気祝いのお礼は、手紙や電話で伝えるのが一般的です。

 

日頃から付き合いのある親戚や、友人なら電話が喜ばれるでしょう。電話ならお礼を伝えるだけでなく、退院後の様子を聞いてみるなど、相手を気遣うこともできますね。

 

あまり身近でない方や、個人的に電話が苦手な場合は、快気祝いが届いた旨を手紙やハガキでお伝えすれば問題ありません。

 

電話か手紙どちらでもいいので、快気祝いが届いたことを一言伝えておくと、贈り主も安心できるでしょう。

 

快気祝いのお礼メッセージ

快気祝いのお礼は、簡単な手紙でも許される相手なのかそうでないのか、あなたとの関係によって少し内容も違ってきます。例文は一例ですが、参考にしてみてください。

改まった相手の場合

まず前文「頭後(拝啓)」「時候の挨拶」「相手を気遣う挨拶」の順番で書き始めます。

次に主文「贈り物へのお礼や」、末文「結びの挨拶」で文章を締めくくり、「結語(敬具など)」を書きます。

贈り物へのお礼状の書き方はこれで十分ですが、快気祝いのお礼なので、主文に贈り主の体調を伺う言葉を添えると気持ちがこもった手紙になります。

 

【例文】

拝啓 〇〇(季節の言葉)の候、皆様にはお変りなく何よりと存じます。

ご退院、誠におめでとうございます。

このたびはご丁寧なご挨拶に加え、結構なお品をいただきまして、誠にありがとうございます。

その後、体調の方はいかがでしょうか。無理をなさらずご静養ください。

まずは書中にてお礼まで申し上げます。

敬具

 

親しい相手の場合

文章の基本は同じですが、友人などの親しい間柄では前文は省略してもかまいません。すぐに贈り物へのお礼の言葉を述べると、感謝の気持ちが伝わります。

 

【例文】

退院、おめでとうございます。

このたびは、ご丁寧に結構なお品を頂き、ありがとうございます。

無事に回復されたこと、本当に嬉しく思っております。

退院されたとは言え、無理せずゆっくりしてくださいね。

まずは、お礼まで。

 

快気祝いのお礼をメールで返信しても大丈夫?

普段からメールのやり取りが主な方、電話やお手紙を送るまでの間柄ではない場合は、メールで返信しても間違いではないでしょう。

最近では、メールやSNS上でメッセージのやり取りをされる方も多くいらっしゃいます。

 

ですが、基本的には電話やお手紙でお伝えするのが望ましいですね。

 

快気祝いのお礼にまつわる体験談

ツイッターなどのSNSから、快気祝いを頂いた方の体験談を紹介します。

お友達のご主人の快気祝い

お友達のご主人が入院された際に、お見舞いをされました。

無事に退院され、快気祝いが届いたので、丁寧にお礼を伝えられたそうです。

 

やはり、一言お礼を伝えるのが一般的のようです。

 

お兄さんからの快気祝い

お兄さんが無事に仕事復帰され、快気祝いが届いたそうです。

「快気祝い」の文字を見て嬉しさがこみ上げたとのこと。

 

退院したお兄さんへのメッセージは「お兄ちゃん長生きしてよー」でした。

親しい間柄ならではのメッセージですね。

 

まとめ

快気祝いを贈られる機会は、それほど多くあるわけではないので、お礼を伝えるのか迷うところですよね。必ずお礼が必要というわけではありませんが、やはり電話やお手紙で一言伝えるといいでしょう。お互いに、気持ちのこもったやり取りができるといいですね。

 

 

スポンサードリンク




コメントを残す