子どもが小学生にあがると、学習の取り組みはどうしたらいいかを考えることが増えていきます。
「宿題だけでいいの?」「家庭学習はどのようにすればいい?」
このように不安に思う方も多いでしょう。
家に居ながら学習が出来る通信教育は魅力的な選択肢ですが、実際に必要性はどうなのか、通信教育は塾に比べるとどうなのか?
メリット、デメリットも解説していきます。
小学生が通信教育する必要性|親の意見は?

採点までできる通信教育は、子どもが1人でも取り組めて助かる。
塾のように送り迎えやお弁当などの手間がかからず気楽に取り組める。
忙しいお母さんには、採点までしてくれる通信教育がいいと感じている人もいるようです。

子どもだけでなく、家族全体で学習環境を整えていく協力が大切です。

通信教育は必要ないと思う。
すでに優等生ならば通信教育は不要かもしれません。
しかし、中学受験を目指すならば、また必要性は変わってきます。
以上のように、家庭によって合う、合わないがあります。
小学生が通信教育をするメリット
通信教育のメリットをあげます。
- 塾に比べて費用が安い
- 自分のペースで勉強できる
一つづつ解説していきます。
1:塾に比べて費用が安い
塾に比べると、通信教育はお手頃な価格で学習をする事が出来ます。
金銭的な負担が少ないというのは、長く続けられることにもつながりますし、塾との差額分で他の習い事にもチャレンジしたり、兄弟の分も検討できたりと選択肢も広がります。
2:自分のペースで勉強できる
分からないところには時間をかけて基礎からゆっくり、分かるところはサラサラ進めたりと自分のペースで学習に取り組めるので、焦る事なく学習力を上げていくことが出来ます。
つまずきがちな子どもには集団授業にはない安心感があります。
また時間の面でも遊んだ後にやる、早起きして朝やる、など自分のペースで進められます。
小学生が通信教育をするデメリット
メリットも魅力的な通信教育ですが、デメリットはどんなものがあるでしょうか?
- すぐに質問できない
- モチベーションを保ちにくい
- 学習環境を整える必要がある
一つづつ解説していきます。
1:すぐに質問できない
勉強につまづいた時に、すぐに質問できないので、やる気の低下につながることがあります。
自分で調べたり、家族の協力が必要になります
質問箇所をマーカーや付箋などで印付けし、聞ける環境の時に再開できるようにするなど、工夫も必要です。
2:モチベーションを保ちにくい
家に居るという事は大人も同じですが、自由であるために、つい好きな事ばかりやってしまいがちです。
その誘惑の多い中でコツコツと学習に取り組む事は小さい子どもにとっては苦痛に思う事も少なくないでしょう。
子どものモチベーションを保つ工夫が必要です。
3:学習環境を整える必要がある
兄弟が騒がしかったり、誘惑が多すぎる環境、学習をするスペースや習慣がないと子どもが学習に集中できず通信教育の学習効果は出にくくなります。
学習環境を整えていくことが大切です。
小学生におすすめの通信教育
さまざまな通信教育ある中で、特に小学生におすすめな通信教育を紹介します。
- スマイルゼミ
- 進研ゼミ
スマイルゼミ
スマイルゼミは、タブレットを使う通信教育。
対象年齢が年中〜中3と幅広いので、中学生になった時も学習をスムーズに継続できます。
月額費用は学年により変わりますが3278円からスタートです。
教科は国語、算数、英語、プログラミング、3年生から理科と社会も加わります。
進研ゼミ
月額費用は学年により変わりますが3180円からスタートです。
教科は国語、算数、英語、プログラミング(有料)、3年生から理科と社会も加わります。
まとめ
子どもの自発的な学習習慣をつけるために、通信教育はとても便利です。
小、中、高、大と長く続いていく学習期間ですが、通信教育を取り入れる事により、家庭での学習環境を見直すチャンスかもしれません。
そして小学生のうちに自分で考え、自分の環境を整えて、自分の時間のコントロールするという大切な習慣がつくきっかけになれば、未来の成長が楽しみになりますね。
気になる方は挑戦してみる価値はあるでしょう。