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仏壇にお供えするお菓子の置き方|お供えに向いているお菓子と向かないお菓子も紹介!

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仏壇にお菓子を備える時の正しい置き方をご存じでしょうか。
故人はもちろん、ご家族にも感謝の気持ちを伝えるためには、正しいマナーでお菓子をお供えする必要があります。

そこでこの記事では、仏壇にお供えをするお菓子の置き方やふさわしいもの、弔問時のマナーなどを紹介していきます。この記事を読んでいただければ、故人と家族にしっかりと感謝の気持ちを伝えられるようになりますよ。

目次

仏壇にお供えするお菓子の置き方

仏壇にお供えする際は、お菓子の置き方は大切です。では、どのように置くのが正しいのか、ここでポイントを紹介していきます。

懐紙の上に置く

仏壇にお供えをする場合は、懐紙の上にお菓子などを置くのが一般的です。

この文化は平安時代からある物で、お皿にお菓子をのせて振舞う際にお箸などでお皿に傷をつけないために利用されたといわれています。また、お下がりとしていただく場合も、懐紙があると器を汚さずに済みます。

このような事から、今でもこの風習に則って懐紙の上にお供え物を置きます。

名前を読める向きに置く

通常贈り物を渡す場合は、相手が文字を読める向きに置きます。しかし、お供えを置く場合は、仏様ではなくこちらが読める向きに置くのが正しい置き方です。

仏教には回向という考え方があります。これは自分が積んだ功徳は自分のためではなく、他者のために回し向けるという意味です。つまり、結果的に自分にも功徳が向けられているので、最初から自分が読める向きに置きます。

仏壇のお供えにふさわしくないお菓子

仏壇のお供えには、何でもよいわけではありません。適さないお菓子もありますので、ここではふさわしくないお菓子の特徴を紹介していきます。

香が強いもの

香りが強いものはNGとされています。

仏さまはご飯の湯気やお線香の香りをお食べになるといわれているので、香りの強いものは不適切です。また、お線香の香りと混ざってしまうと、お菓子を台無しにしてしまうことも考えられるでしょう。

そのため、お供え物はできるだけ匂いがしないお菓子を選んでください。

日持ちしないもの

お供え物のお菓子には、日持ちがしない物はふさわしくありません。

日持ちしないものをお供えしても、すぐに下ろすとは限らないでしょう。しばらくそのままにして、賞味期限を切らしてしまうとお菓子を食べられなくなってしまいます。少しの間お供えしていても大丈夫なように、少し日持ちするものを選びましょう。

生もの・溶けるもの

生ものや溶けるものも、お供えのお菓子として不適切です。

仏壇や祭壇にお供えするので、生ものや溶けるものの場合はすぐに傷んでしまいます。そのため、和菓子なら羊羹や饅頭、洋菓子ならクッキーやゼリーなど、常温で保存できるものがおすすめです。

また、夏場などはチョコレートや飴なども常温でも溶けてしまうので、避けた方がいいでしょう。夏場は特にお供え物のお菓子には気をつけてください。

仏壇のお供えにおすすめのお菓子

仏壇のお供えにおすすめのお菓子といえば、以下のようなものがあります。

  • 落雁
  • 饅頭
  • 最中
  • 煎餅
  • どら焼き
  • クッキー
  • マドレーヌ
  • ゼリー

ポイントは、日持ちして、かつ常温でも保存できることです。特に、個包装になっているお菓子であれば、お下がりとして複数人に配ることができるのでおすすめです。

また、故人が好きであったものを選べればベストでしょう。それをお供えものにすれば喜んでもらえます。

お供えお菓子の置き方のポイント

お供えお菓子を仏壇に置く場合、以下のポイントに注意してみてください。

①清潔な器に盛りつける  お菓子は必ず清潔な器に盛りつけて、仏壇に供えましょう。また、盛りつける器は浅いものを選ぶようにしましょう。

②数は奇数にする  お供え物は偶数ではなく奇数にするのが良いとされています。そのため、お菓子の数も奇数にするようにしましょう。

③仏様に向かって供える  仏壇にお供えするお菓子は、仏様に向かって置くようにします。また、お供え物は仏様と同じ高さかそれよりも少し高くするようにしましょう。

④形や種類に注意する  お菓子の形や種類にも注意が必要です。例えば、切れ端や欠けたものは避け、季節や行事に合わせたものを選ぶようにしましょう。

お供え物を持参する時のマナー

お供え物を持って行く時にマナー違反をすると、正しく感謝の気持ちが伝わりません。そこで、ここでは正しいマナーについて紹介していきます。

金額の相場

お供え物を持参する際に気になるのが、金額の相場でしょう。

結論からいって、故人との関係性によって違ってきます。例えば、友人や会社の同僚などであれば、3,000~5,000円程度です。親戚など親しい関係性であれば、10,000円程度を用意してもいいでしょう。

ただし、注意点は、高額すぎないことです。高額すぎると相手方に気を遣わせてしまうので、金額を抑えるようにしましょう。

表書き

お供えを持って行く場合は、表書きもしっかりと書く必要があります。

通常は漢字で「御供」や「御供物」と書くのが一般的です。また、四十九日よりも前であれば、「御霊前」と書く場合もあります。宗派によって正しい書き方が異なる場合があるので、わからない時は「御供」や「御供物」と書くようにしてください。

水引

御供え物を贈るときは、掛け紙を掛けなければなりません。これにも正しいマナーがあります。

例えば、仏壇に供える場合の水引は「黒と白」あるいは「双銀」の色の物です。また、二度と同じことが起こらないように、結び切りの物を選びます。

なお、熨斗は祝い事を象徴するため、お供え物につける物は水引のみが印刷されたものを使ってください。

渡すタイミング

御供え物を渡すタイミングは、遺族に挨拶をした時です。この際に「ご仏前にお供えください」と一言添えてお渡しします。

ここでの注意点は、相手に掛け紙の名前がしっかりと読めるように渡すことです。仏壇では渡す側が読める向きで渡しますが、直接遺族に渡す場合は相手が読める向きに渡してください。

まとめ

仏壇にお供えするお菓子などには、置き方などにマナーがあります。正しく理解しておかないと、気持ちを伝える事ができません。

お菓子は清潔な器に盛りつけ、奇数で仏様に向かって供えるようにしましょう。また、季節や行事に合わせた形や種類のお菓子を選ぶと、より一層お供えが美しくなります。

 

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